後払い現金化は闇金に似ている!より安全なのはクレジットカード現金化!

後払い現金化は闇金に似ている!より安全なのはクレジットカード現金化!

Last Updated on 2025年7月4日 by 管理者

後払い現金化の仕組みを考えると闇金ではないかと考えられます。

この記事では後払い現金化がどのようにしておこなわれていて、闇金に似ているところが何かをまとめました。
現金化比較も行いながら、安全な現金化方法についても紹介するのでご活用ください。

目次

後払い現金化の仕組み

後払い現金化の仕組み
後払い現金化と闇金の類似性を考える際には、まず後払い現金化がどのようにしておこなわれているのかを知る必要があります。

後払い現金化とは、簡単に言えば後払いをする約束を業者と交わすことで直ちに現金を受け取ることができるサービスです。

一般的な流れとしては必要な金額の申し込みをすると、後払いによって商品をネットショッピングすることを指示されます。

そして、購入の手続きを終えるとキャッシュバックという名目で業者から利用者の銀行口座に現金が振り込まれます

最後に業者から指定された期日までに利用者が商品の代金を支払うことで取引が完了するという仕組みです。
利用者はキャッシュバック特典を受けることで現金をすぐに手に入れることができるのがメリットです。

闇金からお金を借りる仕組みとリスク

闇金からお金を借りる仕組みとリスク
現金がなくて困ってしまった際には闇金からお金を借りてしまい、大きな後悔をしているケースが多々あります。

闇金からお金を借りようとしてしまうのは、消費者金融などのサービスを利用してお金を借りられない状況だったとしても現金を手に入れられるからです。

闇金の仕組みはとても単純です。
貸金業法などの日本の貸金や融資に関連する法律を完全に無視して高い金利でお金を貸し、利用者にお金を返せなくして一円でも多く搾り取っています

利息だけでも払うように毎日のように電話をかけて促したり、玄関口に居座ったり、近所に迷惑行為をして原因は利用者だと言い張ったりするのが典型的な債権回収のやり方です。

会社や学校にまで被害が広がることも多く、耐えられなくなって他の闇金からお金を借りて返す場合もあります。
するとさらに闇金からの借り入れが大きくなってしまって、どうしようもない状況に陥るのが通例です。

多重債務になって手の打ちようがなくなってからようやく弁護士などに相談するという事例が多くなっています。

どんな人でも借りられるという甘い声に乗せられてしまい、借金地獄に陥っているケースが多いので闇金に手を出すのは極めて危険な行為です。

後払い現金化が闇金といわれる理由

後払い現金化が闇金といわれる理由
後払い現金化が闇金ではないかと噂されているのは、実質的には闇金と同じようなことをしているからです。

後払い現金化ではキャッシュバックという名目でショッピングの対価として現金を利用者に渡しています。
その後に利用者はキャッシュバックを受けた金額よりも高い金額の代金を支払わなければなりません。

例えば、10万円の商品を購入して8万円のキャッシュバックをもらい、1か月後までに10万円を業者に支払わなければならないというケースがあります。

商品が10万円に相当するような価値のあるものであれば正当な取引ですが、それほどの価値がない情報商材のこともよくあります。

このような場合には実質的に8万円を貸して1ヶ月で25%もの利息を上乗せしている闇金と考えることが可能です。
日本では貸金業者でも無担保の貸付については年利20%までに制限されています。

後払い現金化業者が貸金業として認められていたとしても違法ですが、通常は貸金業者ではありません。
やっていることは闇金と違いがないと考えられるので、悪質で危険性が高いと言われています。

「給料ファクタリング」は闇金!後払い現金化もほぼ闇金

「給料ファクタリング」は闇金!後払い現金化もほぼ闇金
ファクタリングも後払い現金化と同様に闇金のようなものだと言われることがあります。

ファクタリング自体は中小企業庁も資金調達の方法として推奨していますが、あくまで企業や個人事業主が資金を手に入れる手段として使うケースだけです。

個人が給料を使ってファクタリングするのは闇金からお金を借りるのと同様だという見解が一般的になっています。

給料ファクタリングでは会社や公的機関などに勤めていて給料を受け取っている給与受給者が、給料を受け取れる権利をファクタリングに使用できるサービスです。

今月や来月にもらえる給料の一部または全部を業者に渡す代わりに、すぐに現金を受け取れる仕組みになっています。

給料は法律上、労働者本人以外が受け取ることができないため、給料ファクタリングでは本人が受け取った後でファクタリング業者に渡す流れになります。

このような形では実質的にお金を借りて、給料日に返済するのと同一です。
給料ファクタリングでも金利にすると法外な数字になっていることがほとんどです。

ファクタリング業者が貸金業者として許可を得ていることもほぼないため、給料ファクタリングは基本的に闇金と同じようなものになっています。

後払い現金化より「クレジットカード現金化」が安全!

後払い現金化より「クレジットカード現金化」が安全!
後払い現金化と同様にクレジットカード現金化も闇金ではないかと言われることがありますが、仕組みがまったく違うので同じようなものだと考えてはなりません。

クレジットカード現金化はクレジットカードによるショッピングで商品を購入します。
後払いとは違ってクレジットカード決済によって商品を買う行動がまずきちんと成立するのが違いです。

そして、クレジットカード現金化業者からキャッシュバックあるいは購入した商品の買取代金として利用者に現金が渡されます。

キャッシュバックの場合には後払い現金化に似ているのでグレーゾーンですが、商品を業者に買い取ってもらう場合にはただの購入・買取というやり取りなので闇金とはまったく異なります。

クレジットカード現金化業者が商品の買取と販売をするのに必要な資格として、古物商許可を取得していれば違法行為でもありません

利用者はショッピング枠を使用してクレジットカード決済をおこない、商品を売って現金にしただけです。
業者との取引はこの時点で終了で、利用者はクレジットカード会社との契約内容に従って翌月一括払いや分割払い、リボ払いなどで支払いをします。

このような仕組みになっているため、後払い現金化とクレジットカード現金化は性質がまったく違います。
両者を比較すると後払いにするよりはクレジットカードを現金化した方が安全と言えるでしょう。

クレジットカード現金化業者の利用を避けたい方は、Appleギフトカード買取がおすすめです。
換金率90%以上になることもあるので、業者を利用するよりも高く現金化できることもありますよ。

後払い現金化でトラブルになったときの相談先は?

後払い現金化でトラブルになったときの相談先は?
後払い現金化は闇金としての性質を持っているのは確かです。

もし後払い現金化を利用して支払えなくなったといったトラブルが起こったときや、厳しい取り立てに苦しめられる状況になったときにはプロに相談して対処してもらいましょう。

闇金のようだということがわかると相談先が弁護士だというのはイメージできるのではないでしょうか。
闇金は法律に反した取引を持ち掛けているので、法による裁きを受けることになります。

法のプロの弁護士に相談すれば、後払い現金化の取引が合法的か、違法な要素を含んでいるかを客観的に判断してくれます。

基本的に弁護士は相談主をサポートする立場で動いてくれるので、たとえ合法的に見える後払い現金化だったとしても、違法な可能性を見つけてくれる可能性があるでしょう。

また、もし後払い現金化業者が合法的なサービスを提供していたとしても、債務整理などによる借金対応をしてくれます。

窮地から抜け出せるのは確かなので、弁護士に状況を説明してみるのが大切です。

「先払い買取現金化」は新たなヤミ金手口!その実態と危険性

商品を持たずに申込だけで現金を渡す業者が急増しています。以下の項目でスキームを分解し、潜むリスクを具体的に確認しましょう。

手元に商品がなくても現金が手に入る!?巧妙な「先払い買取」の仕組み

利用者はスマホから電子ギフト券などを“販売”した形を装い、業者から即時送金を受け取ります。実際には単なる前借であり、後にギフト券を郵送しなければ高額の「違約金」を請求される流れです。現金化を装うことで貸金業登録を逃れ、金利規制の網を潜り抜けています。

法外な高金利を「違約金」「キャンセル料」と偽る手口の正体

10万円分のギフト券を1か月後に送ればよい契約でも、現金受取額は7万円程度です。この差額3万円が実質金利に相当し、年率換算で数百%に達します。業者は「商品売買の値引き」と主張しますが、本質は高利貸しとなります。

なぜ「売買契約」が「違法な貸金業」と認定されたのか?裁判所の判断基準

近年の判決では、①実体のない取引、②一時金の供与、③将来の高額返還義務──の三点を満たす場合は貸付とみなし、貸金業法違反が成立すると示されました。売買書面を整えても経済的実質で判断されるためごまかしは通用しません。

一度利用すれば止められない「自転車操業」と精神的苦痛の実態

期日までにギフト券を用意できず遅延が発生すると、違約金として元本の40%超を請求される事例もあります。利用者は次の業者で現金化し返済に充当する悪循環へ陥りがちで、強迫まがいの督促により精神的ダメージが深刻化します。

巧妙化するヤミ金の手口と利用が広まる背景

ここからは最近の闇金スキームと、社会的要因を整理して理解を深めます。

「給与ファクタリング」から進化したヤミ金の手法とその摘発の歴史

2019年に摘発が相次いだ給与ファクタリングでは、給料債権の売買を装い実質融資を行っていました。規制強化後、業者は物販スキームへ転換し、先払い買取が新たな標的となりました。

正規の融資を受けられない人がヤミ金に流れる社会的な背景

コロナ禍で非正規雇用が増え、クレジットスコアの低い層がカードローン審査を通りにくくなっています。生活費を翌月の給料でまかなう需要が高まり、簡単なスマホ手続きで資金が得られる闇金へと流入しやすい状況です。

クレジットカードの現金化サービスに潜むヤミ金とその危険性

換金率90%超をうたうサイトの中には、カード情報と身分証を悪用し後日リボ枠を勝手に利用する闇金が紛れています。情報流出後は不正請求や闇金勧誘の連絡が止まらず、被害が長期化する恐れがあります。

「現金化ヤミ金」に関するよくある質問Q&A

「先払い買取現金化」は本当にヤミ金なのですか?

実体のない売買で前金を受け取り、後日に高額返済を求める構図は貸金業に該当します。登録がなければ闇金です。

利用してしまった場合、どのようなリスクがありますか?

違約金名目で法外な金額を請求され、支払えないと勤務先や親族へ取り立て連絡が入る場合があります。

返済に困った場合、どうすればよいですか?

弁護士に債務整理を依頼し、違法金利部分の支払いを拒否する交渉が有効です。早めに専門家へ相談しましょう。

個人情報が悪用されることはありますか?

身分証画像や口座情報が闇金リストで転売され、別業者から連続勧誘が来るリスクがあります。

支払ってしまったお金を取り戻すことはできますか?

違法金利分は不当利得返還請求で取り戻せる場合がありますが、証拠書類が鍵となります。

警察や弁護士に相談すべきでしょうか?

強迫や高利請求を受けた時点で警察相談ダイヤル#9110へ通報し、併せて弁護士に債務整理を依頼すると安全です。

後払い現金化に関するまとめ

後払い現金化に関するまとめ
後払い現金化は闇金と類似性が高いことを解説してきました。
ここで紹介した内容をまとめると以下のようになります。

  • 後払い現金化は闇金と一致する可能性がある
  • 給料ファクタリングも同じで闇金と似ている
  • クレジットカード現金化は性質が異なる

お金に困ったときには闇金や後払い現金化に手を出すケースがしばしばあります。

しかし、安全性を考えるならクレジットカード現金化の方が安心です。
後払い現金化にこだわらずにクレジットカード現金化を先に検討するようにしましょう。