後払い現金化は闇金に似ている!より安全なのはクレジットカード現金化!

後払い現金化は闇金に似ている!より安全なのはクレジットカード現金化!

後払い現金化の仕組みを考えると闇金ではないかと考えられます。

この記事では後払い現金化がどのようにしておこなわれていて、闇金に似ているところが何かをまとめました。
現金化比較も行いながら、安全な現金化方法についても紹介するのでご活用ください。

後払い現金化の仕組み

後払い現金化の仕組み
後払い現金化と闇金の類似性を考える際には、まず後払い現金化がどのようにしておこなわれているのかを知る必要があります。

後払い現金化とは、簡単に言えば後払いをする約束を業者と交わすことで直ちに現金を受け取ることができるサービスです。

一般的な流れとしては必要な金額の申し込みをすると、後払いによって商品をネットショッピングすることを指示されます。

そして、購入の手続きを終えるとキャッシュバックという名目で業者から利用者の銀行口座に現金が振り込まれます

最後に業者から指定された期日までに利用者が商品の代金を支払うことで取引が完了するという仕組みです。
利用者はキャッシュバック特典を受けることで現金をすぐに手に入れることができるのがメリットです。

闇金からお金を借りる仕組みとリスク

闇金からお金を借りる仕組みとリスク
現金がなくて困ってしまった際には闇金からお金を借りてしまい、大きな後悔をしているケースが多々あります。

闇金からお金を借りようとしてしまうのは、消費者金融などのサービスを利用してお金を借りられない状況だったとしても現金を手に入れられるからです。

闇金の仕組みはとても単純です。
貸金業法などの日本の貸金や融資に関連する法律を完全に無視して高い金利でお金を貸し、利用者にお金を返せなくして一円でも多く搾り取っています

利息だけでも払うように毎日のように電話をかけて促したり、玄関口に居座ったり、近所に迷惑行為をして原因は利用者だと言い張ったりするのが典型的な債権回収のやり方です。

会社や学校にまで被害が広がることも多く、耐えられなくなって他の闇金からお金を借りて返す場合もあります。
するとさらに闇金からの借り入れが大きくなってしまって、どうしようもない状況に陥るのが通例です。

多重債務になって手の打ちようがなくなってからようやく弁護士などに相談するという事例が多くなっています。

どんな人でも借りられるという甘い声に乗せられてしまい、借金地獄に陥っているケースが多いので闇金に手を出すのは極めて危険な行為です。

後払い現金化が闇金といわれる理由

後払い現金化が闇金といわれる理由
後払い現金化が闇金ではないかと噂されているのは、実質的には闇金と同じようなことをしているからです。

後払い現金化ではキャッシュバックという名目でショッピングの対価として現金を利用者に渡しています。
その後に利用者はキャッシュバックを受けた金額よりも高い金額の代金を支払わなければなりません。

例えば、10万円の商品を購入して8万円のキャッシュバックをもらい、1か月後までに10万円を業者に支払わなければならないというケースがあります。

商品が10万円に相当するような価値のあるものであれば正当な取引ですが、それほどの価値がない情報商材のこともよくあります。

このような場合には実質的に8万円を貸して1ヶ月で25%もの利息を上乗せしている闇金と考えることが可能です。
日本では貸金業者でも無担保の貸付については年利20%までに制限されています。

後払い現金化業者が貸金業として認められていたとしても違法ですが、通常は貸金業者ではありません。
やっていることは闇金と違いがないと考えられるので、悪質で危険性が高いと言われています。

「給料ファクタリング」は闇金!後払い現金化もほぼ闇金

「給料ファクタリング」は闇金!後払い現金化もほぼ闇金
ファクタリングも後払い現金化と同様に闇金のようなものだと言われることがあります。

ファクタリング自体は中小企業庁も資金調達の方法として推奨していますが、あくまで企業や個人事業主が資金を手に入れる手段として使うケースだけです。

個人が給料を使ってファクタリングするのは闇金からお金を借りるのと同様だという見解が一般的になっています。

給料ファクタリングでは会社や公的機関などに勤めていて給料を受け取っている給与受給者が、給料を受け取れる権利をファクタリングに使用できるサービスです。

今月や来月にもらえる給料の一部または全部を業者に渡す代わりに、すぐに現金を受け取れる仕組みになっています。

給料は法律上、労働者本人以外が受け取ることができないため、給料ファクタリングでは本人が受け取った後でファクタリング業者に渡す流れになります。

このような形では実質的にお金を借りて、給料日に返済するのと同一です。
給料ファクタリングでも金利にすると法外な数字になっていることがほとんどです。

ファクタリング業者が貸金業者として許可を得ていることもほぼないため、給料ファクタリングは基本的に闇金と同じようなものになっています。

後払い現金化より「クレジットカード現金化」が安全!

後払い現金化より「クレジットカード現金化」が安全!
後払い現金化と同様にクレジットカード現金化も闇金ではないかと言われることがありますが、仕組みがまったく違うので同じようなものだと考えてはなりません。

クレジットカード現金化はクレジットカードによるショッピングで商品を購入します。
後払いとは違ってクレジットカード決済によって商品を買う行動がまずきちんと成立するのが違いです。

そして、クレジットカード現金化業者からキャッシュバックあるいは購入した商品の買取代金として利用者に現金が渡されます。

キャッシュバックの場合には後払い現金化に似ているのでグレーゾーンですが、商品を業者に買い取ってもらう場合にはただの購入・買取というやり取りなので闇金とはまったく異なります。

クレジットカード現金化業者が商品の買取と販売をするのに必要な資格として、古物商許可を取得していれば違法行為でもありません

利用者はショッピング枠を使用してクレジットカード決済をおこない、商品を売って現金にしただけです。
業者との取引はこの時点で終了で、利用者はクレジットカード会社との契約内容に従って翌月一括払いや分割払い、リボ払いなどで支払いをします。

このような仕組みになっているため、後払い現金化とクレジットカード現金化は性質がまったく違います。
両者を比較すると後払いにするよりはクレジットカードを現金化した方が安全と言えるでしょう。

後払い現金化でトラブルになったときの相談先は?

後払い現金化でトラブルになったときの相談先は?
後払い現金化は闇金としての性質を持っているのは確かです。

もし後払い現金化を利用して支払えなくなったといったトラブルが起こったときや、厳しい取り立てに苦しめられる状況になったときにはプロに相談して対処してもらいましょう。

闇金のようだということがわかると相談先が弁護士だというのはイメージできるのではないでしょうか。
闇金は法律に反した取引を持ち掛けているので、法による裁きを受けることになります。

法のプロの弁護士に相談すれば、後払い現金化の取引が合法的か、違法な要素を含んでいるかを客観的に判断してくれます。

基本的に弁護士は相談主をサポートする立場で動いてくれるので、たとえ合法的に見える後払い現金化だったとしても、違法な可能性を見つけてくれる可能性があるでしょう。

また、もし後払い現金化業者が合法的なサービスを提供していたとしても、債務整理などによる借金対応をしてくれます。

窮地から抜け出せるのは確かなので、弁護士に状況を説明してみるのが大切です。

後払い現金化に関するまとめ

後払い現金化に関するまとめ
後払い現金化は闇金と類似性が高いことを解説してきました。
ここで紹介した内容をまとめると以下のようになります。

  • 後払い現金化は闇金と一致する可能性がある
  • 給料ファクタリングも同じで闇金と似ている
  • クレジットカード現金化は性質が異なる

お金に困ったときには闇金や後払い現金化に手を出すケースがしばしばあります。

しかし、安全性を考えるならクレジットカード現金化の方が安心です。
後払い現金化にこだわらずにクレジットカード現金化を先に検討するようにしましょう。